ウェブ上で存在していた拓夢書房の18年間の歩みを振り返ると共に、これからの夢を紹介したいと思います。青春という海原を航海するように過ごした日々。その波間で私を温かく迎えてくれたのは、牛田書店という小さな本屋とウェブ上で多くの本を紹介していた拓夢書房でした。
まだ中学生の頃、近くの本屋と言えば牛田書店で、そこで見つけた宝物と言えば書物でした。わずかな小遣いを握りしめて日課のように訪れた牛田書店は、私の青春の始まりの地でありました。
壁一面の本棚にぎっしりと書物が並び、天井まで届きそうな積み重ねられた本たちは、当時の私にとって知識を得る為の倉庫でした。ここで購入した書物で「初めての恋、友情、夢」について知り、ページをめくるたびに新たな世界が広がっていきました。
人とは違う中学時代を過ごしていた私は社会人となってからも本に対する執着心が強かったのかもしれません。自分で書店を開いてみたいという夢が日々大きくなっていくことを感じていました。
時代はウェブの世界が始まった頃、実際の本屋を開くことは難しいがウェブ上で架空の本屋を開くことなら出来るのではないだろうか? 大した知識もないくせにホームページを作成して開店した書店「拓夢書房」と歩んだ期間は18年間でした。
振り返ってみれば中学生の頃、牛田書店という小道を抜けながら人間として必要な情報を自分の心に焼き付かせて、社会人としてそれなりの仕事ができるまでに成長して作り出したのが拓夢書房です。
開店した当初は若いし生意気に見えるだろうな、と思っていましたが、18年間も航海すればそれなりに人徳を得たのでしょう、多くの読者の心に風を吹かせてきました。最新のベストセラーから、隠れた名作まで、時代と共に流れを読み、読者一人ひとりの興味を惹きつけてやみません。
拓夢書房の航跡は、ただの書店にとどまらない多様性に富んだ文化空間を提供してきたことにあると自負しています。ネット書店でありながら読書クラブ、作家によるサイン会、さらには地域コミュニティとの絆を深めるイベントなど、本を通じて人々の心を繋ぎ、新しい可能性を拓き続けていたのです。
青春の思い出、牛田書店で見つけた宝物と拓夢書房で続いた18年の航跡は私の青春を彩る大切な思い出です。あの時読んだ一冊の本、偶然出会った同じ本を手に取る人との会話、すべてが私の中に生き続けています。
時代の流れでしょう、小さな書店は閉店していきますが、いまも本屋やただの書店売場ではなく、人生の岐路に立つ人々に方向を示し、勇気を与えてくれる場所だと考えています。牛田書店も拓夢書房も、その使命を完璧に果たしてきました。そして今、私たちはその恩恵を次世代にも繋げていく番です。
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